校長ブログ

2025.1.8

2025年を良い年に!

年が明けて2025年!昨年は年初から暗いニュースに見舞われ、その後も何かと世界中が混迷の度を深めた気がするが、さて今年はどんな年になるのか?

 

元旦にテレビのニュースを何気なく見ていたら、能登半島地震慰霊祭の模様を中継していた。遺族の代表の方が涙ながらに追悼の辞を述べておられて、テレビを通して見ている僕も思わず胸が締め付けられた。その後の豪雨災害も含めて、どうして能登半島ばかり…との思いは現地の被災者の方々ならずとも、日本中の誰もが思っているはずだ。よく考えたら、能登半島の被災者の方々は、これから毎年元旦はこうして悲しみに暮れなければならないのだろうか。慰霊祭が毎年元旦に催されるのだろうか。本当に気の毒としか言いようがない。

僕は僅かばかりのふるさと納税をしたぐらいで、全くの微力で申し訳ない気持ちでいっぱいである。せめて少しでも早く復興できるようにオールジャパンで後押ししたいところだ。

 

そんなニュースの翌日、2日には国立競技場でラグビー大学選手権の準決勝2試合を観戦した。これは、もう10年ぐらい我が家の恒例行事になっている。ラグビーというスポーツの魅力は言うまでもないが、そのスピード、パワー、テクニック、そして激しい肉弾戦、スポーツのあらゆる要素が詰まっている気がする。大学トップレベルのゲームを2試合も観られるのだから、チケットも決して高いとは思わない。

果たして今年も素晴らしいゲームが展開された。試合の終盤でほぼ勝敗が決していても、負けている側のチームが最後まで1トライを狙っていく迫力と、意地でもそれを阻止しようとする必死の攻防は本当に見応えがあり、競技場全体がすごく盛り上がる。若者たちの最後まで諦めないひたむきさを観ていると、実に清々しい気分になるし、大いなる勇気をもらうのである。

 

悲しみにくれる能登半島を思いつつ、明日への希望とやる気を満たすことができた今年の正月休みであった。今年こそ良い年になるように願わずにはいられない。

 

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