校長ブログ

2024.12.28

年賀状じまいはまだしない!

年の瀬を迎える中、ここ数年は年賀状じまいをする旨の連絡を頂くことが多くなった気がする。年齢的にきついという方もいれば、SNSで事足りるから、など理由は様々。なかには、元々年賀状を出すことに否定的だった人が、最近の流れに乗っかっているケースもあるかもしれないし、郵便料金の値上げを機に決心した人もいるかもしれない。

 

年賀状は、今の形で普及したのは郵便制度ができた明治時代以降ということであるが、最古の年賀状は平安時代まで遡るらしい。ある意味、我が国の伝統的な風習ということもでき、それがだんだん廃れていくようで寂しい気もする。僕は、そんな面倒くさいことを考えるまでもなく、“最低限の礼儀”として今年も書くつもりだ。“つもり”というのは、今日(12月27日)になってもまだ書いていないということであり、一応、明日中に終わらせる予定になっている。偉そうに言っているが、かく言う僕はピークでは300枚ぐらい書いていたが、最近はどんどん減らしてほぼ半分の枚数にまでなっている。減らしながらも「この人には」と思う人には出し続けている。

 

もう30年ぐらい前になるが、会社の同僚の結婚式に出席した時の主賓の挨拶が印象に残っている。その主賓は、新郎の高校時代の恩師(当時教頭先生)ということだったが、以下のような内容だった。「自分にとって大事にする人間の優先順位を間違えないことが大事。一番大事にしなければいけないのは配偶者、2番目に(産まれたら)子ども、3番目に親、4番目に自分のことを遠くから応援してくれている人、そしてずーっと優先順位の下の方に会社の上司…」異論もあるとは思うが、自分のそれまでの人生に照らしてみて僕は非常に納得がいった覚えがある。

 

で、年賀状である。この優先順位の4番目の人には出すべきかな、と思うのである。最低限の礼儀として!ただ、ここへ来ての郵便料金の値上げは本当に痛いのも事実。時代も時代だし、気持ちが伝わるのであればSNSでも良いのかもしれない、とも思うようになった。

 

そんなこんなで、明日は頑張るしかない!

皆さま、良いお年をお迎えください。

前の記事政治教育ができないか!?

©YOKOHAMA HAYATO Junior & Senior High School All Right Reserved.

PAGE TOP